観戦記

令和元年度入学~令和4年度入学


学水 小川友子

 2022年6月18日、19日に香川県の香川県立総合水泳プールにて行われた中国四国学生水泳選手権大会(学水)に出場しました。本大会の開催は私達が一年生の時以来3年ぶりで、3年前と同じ香川県での開催でした。また中四国の大学が一堂に集まる大会も久しぶりだったので懐かしい気持ちや嬉しい気持ちが込み上げてきました。
 私は、50m自由形と100m背泳ぎに出場させていただきました。50m自由形は長水のベストタイムを更新することができました。禅貴や笑利にアドバイスをもらいながら泳ぎを改善して、調整してきたのでその成果を発揮することができて良かったです。また、100m背泳ぎは良いタイムで泳ぐことはできませんでしたが、長水路ならではの泳ぎの感覚やペース配分など中四国インカレや全国公につながる収穫がたくさん得られた大会となりました。
 チームとしては、長水路、外プールでの一発目の大会でベスト率30%、ベスト更新者率50%と今後の試合に勢いをつけることができました。男子4×200mフリーリレーでは普段200mを泳がない選手や一年生も活躍し、ハラハラドキドキ熱いレースを見せてくれました。また、2日間連続の試合や、リレーも含め種目数が多いタフな試合は久しぶりでしたが、各々調整やモチベーション管理など今後に向けて課題も見つけることのできた大会となりました。

全国公 新谷哲平


舞台は金沢にて、全国公が開催されました。中四インカレ後に発生してしまったクラスターの影響もあり、多くの選手が、十分な準備ができていたとは言えない状況でしたが、いざレースが始まれば、そんな不安をも払拭するような泳ぎを、全員が見せてくれた試合だったと思います。チームとしては、前年手放してしまったシード権の奪還が懸かった勝負所です。僕個人としても、3年前と1年前、辛酸を舐めてばかりの全国公。最後こそ結果を残さなければと気合を入れて臨みました。予選で落ち着いた泳ぎができたこと、そして運の良さもあり、200m平泳ぎで決勝進出を果たすことができました。人生初の全国大会の決勝では、緊張も当然あり、欠点だらけの泳ぎを晒すこととなりましたが、長かった競技人生の最後の最後に、本当にいい経験をさせてもらったと思います。チームの総合順位は、男子4位、女子5位と、シード獲得とはなりませんでしたが、昨年よりも順位を上げ、チームとして、また、各選手たち個人としての確実なレベルアップを見て取れる結果だったと思います。僕にとっては最後の全国公でしたが、来年以降、いつか必ず、岡山大学が男女ともにシード権を奪還できると信じています。後輩たちの活躍に期待です。

五大 塚原鉄

7月2~3日、ガッツリ真夏日の中、岡山の児島マリンプールで行われました。岡山大学が主幹ということで準備から忙しくしていましたが、3年待たされて五大に飢えていた私にとってはそれすらも楽しかったです。
本題のレースでは200mバタフライと100m自由形に出場しました。バタフライは見ていて多分おもろいだろうなと思い立ったので泳ぎました。ラスト50に懸けて泳ぎましたが、175m地点で限界を迎えました。あのラスト25mの地獄を知ってなお向かっていく選手のことを心から尊敬します。
100m自由形は、ベストパフォーマンスを出せるかなという緊張と、思い通りに泳げばベストタイムでるやろという自信を抱えたイイ感じの精神状態で臨めました。泳ぎの修正・ペース配分がハマったおかげで初めて51秒前半に乗り、大会新記録で泳げました。今までどんな大会でも個人の大会新というのはなかったので、小さなことかもしれませんが思い出深い大会となりました。
主観としての運営、レース、人との関わり、どこをとっても充実した五大が最後にできてよかったです。

インカレ 卷幡樂

インカレが近づいてくると、色んな大学の4回生が引退ブログを書き始めます。
家で一人、それを読んでいると「やっぱり強い大学は凄いな」と圧倒され、インカレシードを狙うような人たちと自分のレベルの差を痛感します。
でもこれまでの水泳人生を振り返ると、何も劣ってなんかいないことに気付きました。というか、そこにかける想いは比べられるものではないんだと。
チームや環境は違っても、「競泳」という一つの競技に魅せられた人たちが全国から集まってくるこの最後の夏に、私もすべてをぶつけてこよう、と思い臨んだこの試合。
200m個人メドレーは大学ベスト、最終日の400m個人メドレーはあと少し大学ベストに届かずでしたが、持っている力はすべて出し切ることができたので何も後悔はありません。
夢のようでした。
部員全員で、辰巳で、インカレで、引退レースができるなんて。
私たち01は、コロナ前とコロナ後の両方を経験して、それでもラストシーズン全ての試合に出場できたラッキーな学年です。だからこそ、私たちにしか伝えられない「大学水泳の難しさ・楽しさ」があったと思います。
私は後輩に何かを伝えられたのかはわかりませんが、少しでもプラスになるものを残せていたらうれしいです。
ラストシーズンがチーム祥でよかった。みんなありがとう!

岡山県学生水泳選手権大会 森本剛平

5/29に行われた岡山県インカレは僕にとっての最後のレースとなりました。岡山県インカレといえば、夕方からのレースである程度身体が動きやすい状態で臨めるレースですが直前にアクシデントに見舞われることになりました。
僕は100m平泳ぎに出場していました。アップから招集、レース直前までいつもどおりでした。ですが、僕の前の組が終わった段階でアクシデントにより試合の進行がストップしてしまいました。よくある機械調整程度なら問題ないのですが、10分程度だったでしょうか。直前で待たされることになりました。何が起こっているのかわからないというのが怖いところです。何があっていつ再開されるのかわからない状況はなかなか酷なものでした。そんなことがあり、レースの方はというと散々な結果でした。正直言って、試合が止まっていた原因の方にかなり気をとられました。とても自身のレースどころではなかったです。
最後の最後で普通ではないような形でレースをすることになりましたが、これはこれでよかったと思います。いつどこで何が起こるか最後までわからない。レースは生き物である。といったような言葉はよく聞きますが、その前後、もっと言うと人生でもきっとそうなのでしょう。

ジャパンオープン 苔口陽香

2022年12月1日~12月4日に東京辰巳国際水泳場で開催された「ジャパンオープン2022(50m)」に、50m平泳ぎで出場しました。高校生の頃から、「届きそうで届かない」を繰り返してきて、これに出るために大学水泳をすると決めたくらい本当に念願でした。ただ、今年度に入ってから笑ってしまうくらい体の不調が続き、部活とクラブの休部・休会を経てその後も全く思ったように練習ができませんでした。直前の練習では感覚やテンポも良いように感じたので、「楽しんで泳ごう」とポジティブに旅立ちました。東京についてからはあっという間でした。ベスプラ1.5。
タイムを見ると情けない結果ではありますが、自分の力を出し切った結果ですので後悔はありません。行ってみないとわからない会場の雰囲気をしっかり堪能しました。私は「50mを泳ぎに来た」としか思っていませんでしたが、周りにいる速い方々の更衣室や招集場所での話が聞こえて「予選は前半流すわ」「流しすぎてB決行ったらごめんな」みたいなハイレベルの会話が繰り広げられていて、すごぉぉぉ…。体格も、皆さんごついですね。私はさらにヒョロってしまって、1人小学生みたいだとコーチから言われました。(-_-;)
会場ではほとんど独りぼっちでした。オープンが終わって1週間後の山口ジュニアで、仲間がいることがどれだけ心強いものなのかを痛感しました。チームっていいですね。本当にいい経験でした。

おいでませ 瀬戸禅貴

 4月17日に山口きらら博記念公園プールにて,おいでませ!山口国体記念大会 が行われました。今回は人数制限の関係で6人と少ない人数で臨みました。強化期の最中、半年ぶりの長水路試合ということもあり、新たな課題の発見が多く、夏シーズンにつながる試合となりました。全体的に好記録な印象で、強化の内容がしっかりと身についていたように感じました。個人的には、8月の全国公ぶりの長水路ということもあり、ベストは確実に更新できることは想定の上、積み上げてきた練習内容を十分に確認できることができました。自粛をはさみ、体力に不安が残ったままのレースとなりましたが、ベストをしっかりと更新できました。ただ、100m背泳ぎで失格をしてしまう思わぬ事態もありました。
 思うように結果が振るわないこともありますが、焦ることなく自分を信じて臨む姿勢あるのみだと思います。この初心を忘れず、ラストシーズン、最強に勝負しにいきます。

高知県春季 真鍋陽生

この大会の1週間前に、山口県のきららプール(長水路)にて約4秒の大幅ベストを叩き出し、今までで一番自分に自信を持たせた状態で臨んだ大会だった。また、今回の大会は短水路で開催されるものであり、前回出場してから4か月程経っていたため、再び大ベストを出すことを目標としていた。
【200m背泳ぎ】
大会前ベスト :2分6秒
インカレ標準記録:2分2秒
先週のようにベストを4秒更新できればインカレ標準記録を突破できるという期待を胸にスタートした。バサロやプルの感覚もよく、以前ほど大きく失速しているという感じがしなかったため、ワクワクして掲示板を見ると2分4秒の後半。ベストは更新したものの目標達成とはいかなかったため、喜びよりも悔しさの気持ちがはるかに大きかった。しかし、後から動画を見直してみると、ターンが7回もあるのに全く合わせられていないこと、(ラストスパートかけること)=(キックをたくさん打つこと,たくさん手を回すこと)という大きな勘違いによってラスト50mで大幅に失速してしまっていることなど、本当にたくさんの課題点が見つかった。ラスト50mでスパートをかけようとしてキックをたくさん打ち始めるが、ただ泳ぎが崩れるだけで50mももたない。手の回転数を上げようとするが水をかけておらず空回り。今考えれば当たり前のことばかりだが、高校までの大会出場経験が少ないため、たくさんのことを学んだ大会となった。

岡山県春季(特別) 栁生笑利

3月20、21日に児島マリンプールで行われました、岡山県春季短水路特別水泳記録会
に出場しました。2022年初の試合となり、緊張しました。50mの自由形のみのエントリーでしたが、タイムはそこまで悪くはなく新年一発目に良いスタートを切れたと思います。ベストとまでいきませんでしたが、泳ぎの中で手の角度、ターン後の浮き上がりと課題を多く見つけることができた試合となりました。年明けから、呼吸を少なく頭がぶれないようにと体幹を意識して取り組んできたのでその部分は最大限に発揮できた試合となりました。
男子と女子で日程が分かれて行われました。コロナの影響により試合数は少ないですが、練習をコツコツと積み上げて、チームとしては20日23%・21日16.7%とベスト率は低かったですが、チーム一丸となってよいスタートを切れました。それぞれが夏までに改善していくべき課題を見つけ、次の試合までモチベーションを保てるようになりました。
2023年度はラストの水泳人生となりますので、全力で水泳と向き合い、今までの集大成をタイムに出せるように頑張ります。今年度も岡山大学水泳部を宜しくお願い致します。

山口県ジュニア 大高八重子

12/11に山口県ジュニア水泳競技大会が行われました。私は、200m自由形と100m自由形に出場しました。200m自由形は私の小学五年生からのS1です。よくもまあこんなにきつい種目を約10年間も泳ぎ続けるのか、タイムが悪かったレース後は毎回思います。もう2フリなんて一生泳ぎたくない!と何百回言ったことか。でも結局次の試合で出るんですけどね。大学2年生になって、やっと、本当にやっと、自分の上手くいく時も上手くいかない時が分かりました。簡単に言うと「やれば出来るじゃ勝てっこない」です。自分は気持ちやその時のコンディションなどの前にまず、タイムが出るまでやったかどうかなんですよね。レペでベストが出ればレースは同じことをするだけです。「本番で120%出そうとするから緊張して上手くいかない」とメンタルが弱弱な私にコーチは何度も言ってくれました。タイムが出るだけの努力が出来ていたかどうか、レースは発表会みたいなものだと自分は思います。今回の山口ジュニアはそれが出来ていませんでした。やればできる子YDKなんて言葉が流行りましたがそんな甘ったれたこと、自分は言えません。確実な実力と自信をものにする、これが自分の必勝法だと気付かされた大会となりました。

愛媛秋季 多田貴資

2022年10月23日に愛媛県で第20回中国四国学生秋季水泳記録会が開催され、自分は50mと100mの自由形に出場しました。チーム全体としてはBest率が67%、Best更新者率が80%と、帆誉チーム結成後初の試合はいい結果で終えることができました。
僕自身の話をしますと、50m・100mの2種目ともでBestを更新することができました。
100mではJapan openを突破することが目標だったので、決して満足できる結果ではありませんでしたが、3年半以上切れずに苦しんできた50秒台の壁を破れたのは嬉しかったです。また、調子が上がらない中迎えた試合でBestを出すことができたので自信にもなりました。
練習の成果、というのも勿論あるとは思いますが、調子が悪かったにも関わらずBestを出せた最大の要因は「意識の変化」だと考えています。
国体で、他大学のレベルの高い選手たちに囲まれて数日間過ごした事により、Japan Openくらいは切らなければならないもの くらいの感覚にされました。何気ない会話から自分の競技力の低さを痛感させられました。「引退までにインカレのB決、決勝で戦える選手になりたい」と心の底から思えるようになったと思います。
意識が変わるだけで結果も変わりました。
次は自分が部員の皆に刺激を与えるような選手になりたい、そう思うきっかけとなる試合になりました。

山口県ジュニア 宮﨑雄大

2022年ラストレースとなったのはこの大会でした。愛媛秋季後の強化期を経ての試合のため、皆さん気合いが入っていました。私は、200mバタフライと100mバタフライに出場させていただきました。
結果は2バタがべストプラス6秒、1バタはベストタイでした。帆誉チームとしてのベスト率は38%、ベスト更新者率は50%でした。チーム全体が愛媛秋季やこの山口ジュニアでベストを更新している中で、自分だけ思うようなタイムが出ず個人的にはとても悔しい思いをした試合になりました。去年右膝を故障して、今年の半分がその怪我の治療・リハビリとなってしまったこの差は、思っていたよりも大きかったと強く感じた試合でもありました。多くの課題が見つかりましたが、一番の課題は後半まで泳ぎが保てず、失速することでした。今後の練習では練習内タイムだけでなく、200mを良いペースで泳ぎ切れる泳ぎを身につけていかないとタイムは出ないと強く感じました。
来年こそはチームに貢献できるように、日々全力で水泳に取り組みます。岡大水泳部での生活も残り半分となり、このままでは終われないので、今年の悔しかった思いを忘れず、速くなっていきたいと思います。

愛媛秋季 三好凜

2022年12月23日、私のホームプールである愛媛県のアクアパレット松山で、中四国学生秋季水泳記録会が行われました。大学生になってからは、地元で試合に出ることはあまりないので、すごく楽しみにしていました。中学・高校時代の水泳部の顧問の先生も役員としていらっしゃると聞いていたので、いいところを見せようと意気込んで臨みました。結果から言わせていただくと、50m・100m・200mの平泳ぎの3種目出場させていただいて、すべての種目で自己ベストを更新することができました。200mに関しては、中学3年生以来、約5年ぶりの自己ベスト更新でした。ずっとベスト更新を目標にはしていましたが、200mは少し厳しいかと思っていたので、大学水泳の第一関門を突破することができたような気がします。怪我があったり、過去の自分とのギャップに苦しんだり、本当に苦しい5年間でしたが、地元の試合で中高6年間お世話になった先生にいい結果を見せられたのはよかったです。チーム全体としてもベスト更新者率80%と驚異的な数字をたたき出し、冬シーズン最高のスタートになりました。レース前に頑張れと声を掛け合ったり、レース後にベストが出たことを一緒に喜んだりと、笑顔があふれ、活気のあるすごくいい雰囲気の試合でした。

岡山県インカレ 矢野和尊

祥チームとして、01〜04全員で出場した最初の試合が県インカレでした。チームとしては強化期の最中で、新1回生である04はレース感の戻らない中での出場となり、ベスト率などの全体の結果としては、満足のいった選手は少なかったように感じます。またタイトなスケジュールの中でのレースでもあり、体調不良者も出るなど厳しいものになったと感じました。ただ、多くの選手は絶不調というわけではなく、練習の疲労であったり、レースプランを試したりということももありました。成長を感じた選手も少なからずいたと思います。
個人的な話にはなりますが、私は200mの個人メドレーで1.4秒ベストと躍進のレースでした。多くの方から言われましたが、自分のレースプランを掴むことができたとても有意義なものだったので、個人的には今年のベストレースだったと感じます。ただこれ以降200mの短水路でベストが出ていないので、もっと練習を詰めるべきと感じています。
この県インカレでは01から04まで、成長する中で持つ力を出してくれたので、多くの選手にとって伸び代が見えた試合だったと思います。

中四インカレ 有富一真

  この大会はインカレに出場することの出来ない僕にとってはメインの大会でした。この大会で僕は200mと400mの個人メドレーに出場し、目標はベストを出し全国公の標準を切って決勝に残ることでした。結果としては両種目ともベストで決勝に残り、全国公の標準も切ることができて目標を達成することができました。僕は小さい時に選手コースに入った時からずっと専門は自由形でした。そのため、個人メドレーの練習を始めたのは大学からで、全国公のタイムを切れずに1人だけ出場できないのではないかと不安も多かったのですが、入学してからこの大会までの期間で何とかタイムは切る事ができました。これは先輩方の存在がとても大きかったです。それぞれの種目専門の先輩が泳ぎ方や僕のレースを見て改善点を教えてくださいました。特に1つ上の個人メドレー専門の矢野さんにはとても感謝しています。入部してからずっといろいろなことをアドバイスしてくださっています。これからの大会もベストを更新できるように、みなさんからいいところを盗んで練習に励んでいきます。そして来年のこの大会で2番以内に入ってインカレの出場をはたしたいです。

中四インカレ 竹内悠翔

 2022年7月9-10日に中国四国学生選手権水泳競技大会が開催されました。初日,
私たちは会場に速く到着していたためバスの中で待機していました。天候は最悪。大会が中止になるのではないかというほどの大雨でした。しかし、アップが始まる直前には、天候は回復し、全員が優勝、そしてインカレを目標にした大会が始まりました。
 結果は、男子は総合部門、国公立部門の両方で優勝。女子は総合部門2位、国公立部門で優勝となりました。飛び込み台が旧型などベストな環境とは言えない状況でしたが、ベスト率は18%、ベスト更新者率は28%を記録しました。
 私は200mと400mの自由形に出場させていただきました。結果はどちらもベストを更新することができ、前者が3位、後者が2位と400mの自由形でインカレの出場権を獲得することができました。個人の結果には満足していたのですが、最終種目の800mリレーでは、思い出したくもないようなレースをしてしまい、体力不足だけでなく選手としての未熟さを痛感しました。良いことばかりではなく、改善点も発見できた、成長につながる大会にすることができたと感じました。

岡山県春季 村上太一

2022年5月8日に岡山県の児島マリンプールで開催された岡山県春季短水路水泳記録会に出場しました。岡山大学に入学して、仮入部期間が終了し、岡山大学水泳部として初めて出場する試合でした。試合前日の準備から、試合当日会場入りしてからの準備、試合中での多くの仕事など、初めてのことばかりでとても苦労しましたが、先輩方に助けていただきながらなんとか試合を終えることができました。
自分の結果を話させていただきますと、100メートル自由形ではインカレ標準を突破、50メートル自由形ではベスト+0.2秒という結果でした。100メートル自由形では、先輩である鉄さん、貴資さんと同じ組で泳がせていただきました。先輩方に負けないように頑張ってついていくことを目標にレースをすることで目標にしていたインカレの標準記録を突破することが出来ました。同時に、自分の後半の弱さを改めて知ることができ、とても収穫のある良い試合にすることが出来ました。50メートル自由形では、房野さんのレベルの高いレースを間近で感じることができ刺激を受けることができました。
また観客席でレースを見ていて、岡山大学の先輩方は、仲間のレースを一生懸命応援されているということを強く感じることができました。仲間のベストを自分のことのように喜ばれていて、とても良いチームに入ることができたと思いました。祥チームはもう終わってしまいましたが、今活動している帆誉チームやこれからのチームでも、先輩方から見て学んだような一体感のある強いチームを作っていきたいと感じる水泳の面でもそれ以外の面でも学ぶことがたくさんあった良い試合になったと思います。

インカレ 柳遥貴

2022年8月28~31日。東京辰巳国際水泳場で行われました。岡山大学水泳部はベスト更新者は少なく苦しい大会となりました。そしてやはり全国との壁というものを最も痛感する大会でもあったと思います。
さてここからは個人の話になりますが自分は100m、200mの背泳ぎと4×100mのメドレーリレーの1泳を泳がさせて頂きました。
中四国インカレはベストに少し及ばない結果となりその後の全国公ではコロナにかかったこともあり満足する結果を得られなかった自分としては夏の締めくくりの大会として満足する結果を得るためにも重要な大会でした。
結果を先に書かせていただくと
100m背泳ぎ 57"72
メドレーリレー1泳 57"83
200m背泳ぎ 2'06"67
と全てベストで泳ぐことが出来ました。
この中でも個人的に良かったと思うポイントは最終日の100m背泳ぎでした。前日のメドレーリレーでは0.6秒の自己ベストで泳ぐことができたのですが前半飛ばしすぎて後半、特にラスト15mは少し酷いくらいにばててしまいました。そこを修正するために前半を0.3ほど落とし後半0.5ほどあげることができたのは自分の修正能力が少し上がったことが原因かなと思います。そして周りを見ず自分のペースを刻むことができたのがこの大会でもあったと思います。